2023年11月3日(金)~2024年5月31日(金)
日本獣医生命科学大学付属博物館は、一号棟と呼ばれる校舎を活動拠点としています。一号棟は学内に現存する建物の中で最も古い校舎であり、2階には博物館が開館する2015年(平成27年)よりも前からキリンの全身骨格標本が展示されています。最近までこの標本の来歴は不明とされていましたが、当館の調査により、その正体が「長次郎」と名付けられたキリンであることが明らかになりました。この展示では上野動物園から始まった日本におけるキリンの飼育の黎明期を振り返りながら、長次郎が歩んできた歴史を紹介します。