2023年1月21日(土)~2023年3月19日(日)
『歩くひと』、『遥かな町へ』、『神々の山嶺』、『「坊ちゃん」の時代』など多くの作品がヨーロッパ、アジアの20ヵ国以上で翻訳出版されている谷口ジローが清瀬に住んだのは、1976年から2000年までのことでした。漫画家デビュー直後から数々の作品を手がけ、海外での高い評価を得るまでの四半世紀を、谷口ジローは清瀬市で過ごしたのです。清瀬駅近くの仕事場から多くの作品が送り出されました。91年からアトリエは東村山市に移りますが、住まいは変わりません。清瀬時代の後半には、市内のあちこちの風景に取材した名作『歩くひと』や『犬を飼う』などが生まれました。世界中で親しまれる谷口ジロー作品に描かれた東京は、その多くが清瀬市の風景に由来するものなのです。
本展では、清瀬とその周辺(東村山、所沢、国分寺など)に取材した原画を中心に、谷口ジローの世界に触れていただきたいと思います。
画像:©PAPIER
■ プロフィール ■
谷口ジロー(1947ー2017)
鳥取県出身。作品はヨーロッパ、アメリカ、アジアの各国で広く翻訳・出版され、多くの漫画賞を受賞、高く評価されている。『遥かな町へ』、『歩くひと』、『晴れゆく空』、『孤独のグルメ』、『神々の山嶺』、『事件屋稼業』等々、内外で映画化、テレビ・ドラマ化、アニメ化、舞台化された作品も少なくない。その他の代表作に『ブランカ』、『「坊ちゃん」の時代』、『犬を飼う』など。
プログラム
【関連イベント】※いずれも参加無料
1.講演会「谷口ジローと三多摩の風景」
講師:久住昌之(『孤独のグルメ』原作者/漫画家・ミュージシャン)
日時:2月12日(日)14:00~15:30(開場13:30)
会場:清瀬市役所(清瀬市中里5ー842)4階 研修室
※講演会場は博物館ではありませんのでご注意ください。
定員:90名
2.文化財散歩特別編「谷口ジローの世界を歩く」
『歩くひと』『犬を飼う』などの作品の舞台となった谷口ジローゆかりの
場所と文化財を学芸員の解説のもと巡ります。
(1)柳瀬川周辺を歩く
日時:2月18日(土)9:30~12:00 荒天時は翌日に順延
場所:清瀬市郷土博物館 集合・解散
定員:20名
(2)清瀬駅南口を歩く
日時:3月4日(土)9:30~12:00 荒天時は翌日に順延
場所:清瀬駅南口 集合・解散
定員:20名
観覧料金◆一般=500円 (高校生・大学生は学生証提示で200円割引) 中学生以下無料 *障がい者手帳をお持ちの方は、介添者1人まで無料 | |
●新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っております。 ・体調のすぐれない方の来館はご遠慮ください。 ・咳エチケット、マスク着用、手指消毒等にご協力ください。 ・混雑時には入場を制限する場合があります。 ●内容やイベントについては変更する場合があります。 最新情報はホームページでご確認いただくかお問合せください。 | |
【各イベント申込方法】※好評につき定員に達したため受付終了しました。 1月15日(日)から電話または申込フォームで先着順受付 ▶久住昌之氏講演会(2月12日開催) 申込フォームURL https://logoform.jp/form/QzsJ/171439 ▶文化財散歩特別編「谷口ジローの世界を歩く」 1.柳瀬川周辺を歩く(2月18日開催) 申込フォームURL https://logoform.jp/form/QzsJ/171440 2.清瀬駅南口を歩く(3月4日開催) 申込フォームURL https://logoform.jp/form/QzsJ/171441 |