2025年10月4日(土曜日)から12月21日(日曜日)
※11月10日(月曜日)から11月14日(金曜日)は展示替えにより休室
江戸時代、“お殿さま”というと、大名を想像するかもしれません。しかし石高1万石未満で、知行所(領地)を与えられていた旗本も、知行所の人びとにとっては、“お殿さま”でした。当時の町田市域の村は、ほかの関東地方の村むらと同じように、旗本の知行所が多く、ひとつの村に複数の領主がいる場合もめずらしくありませんでした。知行所の人びとは、幕府政治の担い手であり、都市で消費生活を送る旗本を経済的にも人的にも支えました。こうした両者の関係を地域に残る古文書から考えていきます。
本展では、江戸時代の初めから明治初期にいたる260年余にわたる時代の流れのなかで、領民と旗本との関係がどのように変化していったのかを、町田市に残された貴重な史料を通じて紹介します。
ぜひ、ご家族、お友達をお誘いのうえ、ご来館ください。
