開催期間:2019/11/01 ~ 2019/11/25
東京文化財ウィーク2019の特別公開として、都立埋蔵文化財調査センター収蔵の重要文化財「前田耕地遺跡出土品」を展示します。同時に都指定有形文化財「多摩ニュータウン№9遺跡出土土偶」「多摩ニュータウン№513遺跡古代・中世出土品」のうち1号窯跡出土須恵器も展示します。
【前田耕地遺跡出土品】
最新の分析成果から、出土土器が国内最古級の事例である可能性が高まった前田耕地遺跡。
重要文化財に指定された出土品の中から土器片を含む約50点を展示します。
【多摩ニュータウン№9遺跡出土土偶】
多摩ニュータウン№9遺跡は多摩丘陵の中でも有数の規模を誇る、縄文時代中期の集落遺跡です。都内で一番多くの土偶が見つかった遺跡でもあります。101点全てをご覧いただけるのは初めてとなります。
【多摩ニュータウン№513遺跡出土品】
遺跡出土品のうち、奈良時代の窯跡から出土した瓦・須恵器、中世の資料が一括で都指定有形文化財となっています。今回は武蔵国府に供給されたと考えられている、1号窯跡出土須恵器にスポットを当てました。