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展示・イベント情報一覧


■ 清瀬市郷土博物館

開催期間:2023/05/20 ~ 2023/06/11
 2016年から始まった林亮太氏の色鉛筆画の展示も、今回で4回目となりました。毎回の展示では、光と水の描写の美しさや、風景の精密さに多くの方々からご好評をいただいております。色鉛筆とは思えない程の写実的な描写でありながら、柔らかく、どこか懐かしい雰囲気を持った清瀬の風景は見る人を魅了してきました。
 今回の展示会では、実際に風景を描き出す制作風景をご覧いただけるようギャラリーにおいて、ライブ・ペインティングを行います。また、創作に対する想いをお聞きする林氏によるトークイベントも予定しております。清瀬の景色を通し、林氏の描く色鉛筆画の世界を是非お楽しみください。


開催期間:2023/04/01 ~ 2023/06/30
 2023年4月1日に武蔵野線が府中本町駅から新松戸駅間を開業して50周年を迎えます。清瀬市内には武蔵野線の駅は存在していませんが、市の南西部には新秋津駅が隣接し通勤通学の駅として利用されています。また、北東部に線路が通り、新座貨物ターミナルも市の一部の敷地に入っていることから、ゆかりのある路線であるともいえます。
 本展示では、武蔵野線の敷設の写真や図面、あるいは敷設工事の際に見つかった遺跡の出土品などを紹介し、市内における武蔵野線の歴史をたどります。
 また、今回は当館での記念講演会や記念の映画上映、さらには多摩六都科学館と共催イベントを開催し、武蔵野線開業50周年を盛り上げます。


開催期間:2023/01/21 ~ 2023/03/19
 『歩くひと』、『遥かな町へ』、『神々の山嶺』、『「坊ちゃん」の時代』など多くの作品がヨーロッパ、アジアの20ヵ国以上で翻訳出版されている谷口ジローが清瀬に住んだのは、1976年から2000年までのことでした。漫画家デビュー直後から数々の作品を手がけ、海外での高い評価を得るまでの四半世紀を、谷口ジローは清瀬市で過ごしたのです。清瀬駅近くの仕事場から多くの作品が送り出されました。91年からアトリエは東村山市に移りますが、住まいは変わりません。清瀬時代の後半には、市内のあちこちの風景に取材した名作『歩くひと』や『犬を飼う』などが生まれました。世界中で親しまれる谷口ジロー作品に描かれた東京は、その多くが清瀬市の風景に由来するものなのです。
 本展では、清瀬とその周辺(東村山、所沢、国分寺など)に取材した原画を中心に、谷口ジローの世界に触れていただきたいと思います。

                           画像:©PAPIER


開催期間:2022/11/23 ~ 2022/12/04
清瀬市内在住・在勤の美術家を中心とした清瀬美術家懇話会会員の方々の作品を展示する、毎年恒例の企画展です。
ジャンルや会派を超えた多彩な芸術作品の鑑賞を通じて、アーティスティックなひと時をぜひご堪能ください。


開催期間:2022/11/11 ~ 2022/12/28
 清戸獅子は毎年7月に中清戸の日枝神社で奉納される民俗芸能です。山神と3頭の獅子が笛や太鼓に合わせて舞い踊ります。昭和52年には清瀬市の無形民俗文化財に指定され、現在も続けられています。
 本展示では、清戸獅子で実際に使用されていた衣類や楽器、道具を展示し、受け継がれてきた清戸の獅子舞を紹介します。


開催期間:2022/11/11 ~ 2022/12/28
 清瀬は江戸時代から麦作が盛んに行われていました。柳瀬川には水車が引かれ、製粉された小麦が江戸に輸出されていました。
 祝いの食事では手打ちうどんが振る舞われ、年中行事のお供え物には小麦のまんじゅうやうどんが供えられます。日常生活では、麦7:米3のご飯が食べられていた時期もありました。
 本展示では、江戸時代から現代まで麦を食べてきた清瀬の歴史を、文書や地図、民具を通して紹介します。


開催期間:2022/09/18 ~ 2022/10/23
 清瀬市には、柳瀬川流域の拠点集落とされる下宿内山遺跡や、カマドに瓦を使用した竪穴式住居が見つかった野塩地域遺跡群のような特徴的な古代の遺跡が存在しています。

 本展示では、清瀬を含んだ柳瀬川中流域の古代の遺跡に焦点をあて
1.古代武蔵と東山道武蔵路
2.柳瀬川中流域の古代遺跡
3.野塩地域遺跡群 -悲田処説・瓦の出土した住居-
4.下宿内山遺跡 -流域の拠点集落の可能性-
5.清瀬の古代の終焉 -中世へ-
といった5つのテーマに沿って、清瀬の古代を紹介します。


開催期間:2022/08/14 ~ 2022/10/23
 清瀬市には77にものぼる遺跡があり、そのうち9遺跡24地点で発掘が行われています。これらの地域には太古から人々が生活した跡が残されています。市内では、縄文時代を中心とした遺跡が柳瀬川・空堀川周辺で特に多く見つかっています。
 今回のテーマ展示ではこうした遺跡を対象に、縄文土器などの出土品や、それらを使った生活の様子を紹介します。普段なかなか目にすることのない遺跡が、みなさんにとって身近な存在になれば幸いです。

※本展は令和4年度博物館実習生が企画・設営しました。


開催期間:2022/02/01 ~ 2022/07/31
 2021年は清瀬の地に結核療養所ができて90年目の年でした。
 不治の病として恐れられ「亡国病」と呼ばれるほどまん延していた結核の患者を収容するため、昭和6年に東京府立清瀬病院が開院しました。続いて周辺に十数の病院が誕生し「病院街」が形成されました。開設時はいずれも結核専門の施設で「東洋一のサナトリウム」とも言われました。
 入院、療養した人々の中には、作家や俳人、歌人もおり、当時の療養生活を描いた作品も残されています。
 今回のテーマ展示では、これまでの収集資料を中心に「病院街の成り立ち」「結核療養と文学」「予防と療養」についてご紹介します。


開催期間:2022/01/08 ~ 2022/01/23
清瀬市内在住・在勤の美術家を中心とした清瀬美術家懇話会会員の方々の作品を展示する、毎年恒例の企画展です。今回は、ギャラリーのリニューアルを記念し、講座室にて小品展も同時開催いたします。
ジャンルや会派を超えた多彩な芸術作品の鑑賞を通じて、アーティスティックなひと時をぜひご堪能ください。


開催期間:2021/10/02 ~ 2021/10/31
 清瀬市には、現在の西武池袋線の前身である武蔵野鉄道時代に開業した清瀬・秋津駅が存在しています。清瀬市は鉄道とあまり縁が無いイメージがありますが、実は開業当時の清瀬駅付近に分譲地計画が存在し、昭和初期には現在と別の場所にもう1つの清瀬駅が計画されていたなど、市の一部は、鉄道によって発展した歴史が存在します。
 今回の展示では、知られざる清瀬の鉄道の物語を紹介していきます。


開催期間:2021/08/21 ~ 2021/09/12
 本展覧会では、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」(山梨県立博物館蔵)と歌川廣重の代表作である「東海道五拾三次」(大阪浮世絵美術館蔵)を、株式会社アルステクネがリマスターアート®により再現した作品をご覧いただけます。
 浮世絵の原画の展示は、色彩の退色や、刷り紙の劣化等の理由により、公開が制限され、照明下や至近距離で観賞することはできませんでした。リマスターアート®により再現された作品では、明るい展示環境の中、和紙繊維の一本一本から微細な刷りの凸凹まで、間近で観賞することができます。
 今回は額装された『冨嶽三十六景』の全作品と、額装と4Kディスプレーにより『東海道五拾三次』の全作品を展示いたします。


開催期間:2021/08/15 ~ 2021/09/20
 清瀬市は土地の約2割を農地が占める緑豊かな街です。
 いたるところに畑や直売店が点在し、人参やほうれん草などの野菜が栽培されています。かつては茶葉の栽培や、農閑期には養蚕などが行われ、現在に至るまで様々な作物を栽培してきた軌跡があります。
 本展示は、清瀬の農業について古文書や地図、農具などの資料を展示しています。明治から現在までの変遷を通して、清瀬の農業を紹介します。

※この展示は令和3年度博物館実習生による展示です。


開催期間:2021/07/03 ~ 2021/08/01
 東京スカイツリー®のデザイン監修者としても著名な彫刻家・澄川喜一(1931-) は、1961 年、当時は町だった清瀬にアトリエを構え、東京藝術大学で後進の育成に携わりながら数々の作品を発表しました。やがて、木や石といった自然の素材と対話し、最大限にその特性を生かした、日本特有の造形美「そり(反り)」と「むくり(起り)」からなる抽象彫刻「そりのあるかたち」シリーズへとつながっていきます。また1974 年に清瀬市中央公園に設置された「平和の塔」をきっかけに、東京湾アクアライン川崎人工島「風の塔」や東京スカイツリー®のデザイン監修など、公共空間における造形の仕事も現在まで数多く手がけています。
 本展では昨年の文化勲章受章を記念し、ライフワークとなっている代表作「そりのあるかたち」シリーズをはじめとする彫刻や環境造形作品を紹介します。今なお多彩な活躍をみせる澄川喜一の作品を通して、清瀬ゆかりの芸術文化に親しむ機会となれば幸いです。


開催期間:2021/04/18 ~ 2021/08/07
 大正時代末から昭和にかけて日本は戦争の時代に突入していきました。清瀬市からも多くの人々が兵士として、入営し出征していきました。今回のテーマ展示ではそうした人々が家族や関係者に送った手紙や、帰還時に送った品物などを展示しました。
 展示物は少数ですが、今日の日本を考えるきっかけになれば幸いです。


開催期間:2021/01/19 ~ 2021/03/31
 「きよせ郷土カルタ」は清瀬市郷土博物館開館30年を記念し、平成27年に制作されました。題材は「きよせ郷土カルタ制作委員会」により選定され、制作委員長でもある市内在住の武蔵野美術大学名誉教授・根岸正氏が取り札の原画を手がけました。清瀬の代表的な自然や歴史、文化財や伝説などが柔らかいタッチで描かれています。
 本展では、「きよせ郷土カルタ大会」開催時期にあわせ、根岸氏による「きよせ郷土カルタ」取り札の原画を展示いたします。清瀬の代表的な名所が描かれた郷土カルタの世界を是非原画でもお楽しみください。


開催期間:2020/11/21 ~ 2020/12/13
下宿内山遺跡は、今から約40年前に発掘調査がおこなわれた遺跡です。広大な調査地からは縄文~昭和までの遺構・遺物が見つかっていますが、特に江戸時代以降の農村の生活を知ることができる様々な遺物が見つかっています。
本展では、現在の考古学の研究成果を踏まえて新しい下宿内山遺跡の様相を陶磁器を中心に紹介します。


開催期間:2020/11/07 ~ 2020/11/15
清瀬市内在住・在勤の美術家を中心とした清瀬美術家懇話会会員の方々の作品を展示する、毎年恒例の企画展です。ジャンルや会派を超えた多彩な芸術作品の鑑賞を通じて、アーティスティックなひと時をぜひご堪能ください。


開催期間:2020/10/03 ~ 2020/10/25
 清瀬市制施行50周年を記念してフランスオルセー美術館所蔵の印象派の巨匠たちの傑作を、最先端技術を結集した美術館公認復原画(リマスターアート)で展示する特別展を令和2年10月3日(土曜日)より開催します。
 本展では、19世紀末パリの劇的に進化していく様を一望しうる稀有なアーカイブであるオルセー美術館の名品中の名品ともいわれるミレー、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホなど印象派巨匠の傑作33点を、オルセー美術館公認の世界最高峰ともいえる超高精密な画像技術により本物と見分けがつかない復原作品であるリマスターアートとしてその美と感動を再現し、一堂に展覧するものです。この機会にぜひ本展に足をお運びください。

 リマスターアートは単なる複製画ではなく、最先端デジタル画像処理技術により、色相、彩度、明度に加え、3Dの質感再現を含めた統合的な画像処理を行い、さらにはオルセー美術館内で学芸員と共に綿密に検討しながら、限りなく原画に忠実な色彩を実現しました。本展では通常の企画展では実現不可能な印象派の傑作を一堂にしかも間近でご覧いただける大変稀有な展覧会です。ぜひこの機会にお越しください。ミュージアムショップでは、貴重なグッズの販売もしています。


開催期間:2020/08/23 ~ 2020/12/27
清瀬市は1970年10月1日に市制を施行し、2020年に市制施行50周年を迎えます。50周年の節目をきっかけに、今まで積み重ねてきた生活や文化の視点から郷土に触れてほしいという思いから、いま・むかし展と題し、身近な生活文化としての学校と行事を取り上げ紹介しています。
※本テーマ展示は、令和2年8月に実施した博物館実習において、展示実習として実習生が企画・準備・設営したものです。

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