国立天文台天文機器資料館

天文機器資料館(自動光電子午環)

 自動光電子午環は、天体の精密位置観測に使っていた観測施設で、1982年に建設されました。望遠鏡は、天体の位置を精密に観測できるように特殊な工夫が施されたもの(子午環)で、1984年から観測に使用されました。観測結果をまとめた数々の星表は、銀河回転や太陽系天体の運動の解明など、天文学の様々な研究に役立ちました。
 ドームの南北にある窪地の中には、地上基準点である「子午線標」があります。現在は天文機器資料館として、整備が進められています。
所在地 三鷹市大沢2-21-1国立天文台の中の元自動光電子午環棟
TEL 0422-34-3688
FAX 0422-34-3810
ホームページ http://www.nao.ac.jp/about/mtk/visit/shisetsu_koukai.html
定休日 年末年始(12月28日~1月4日)
見学時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
※団体で見学する場合・説明が必要な場合などは事前のお申込みと打ち合わせが必要です。詳しくは、下記をご参照ください。
http://www.nao.ac.jp/about/mtk/visit/moushikomi.html
交通アクセス ■JR武蔵境駅 南口3番乗り場より 小田急バス 境91「狛江駅北口」行き乗車、『天文台前』下車。(所要時間約15分)
■京王線 調布駅 北口11番乗り場より 小田急バス 境91 「武蔵境駅南口」行き、または 鷹51 「三鷹駅」行き乗車、『天文台前』下車。(所要時間約15分)
■京王線 調布駅 北口12番乗り場より 京王バス 武91 「武蔵小金井駅」行き乗車、『天文台前』下車。(所要時間約15分)
駐車場 ※見学者用駐車場はございませんので自動車やバイクでの来台はご遠慮ください。
開館年月日 平成22年4月1日
入場料 無料
地図

トピックス

4D2Uドームシアター公開のご案内


 4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2Uプロジェクト)では、天体や天体現象を空間3次元と時間1次元の4次元で可視化するために、4次元可視化実験システム「4次元デジタル宇宙シアター(4D2Uドームシアター)」を開発しました。
 天文学の対象である宇宙の空間と時間のスケールは莫大です。さまざまな空間スケールでそれぞれの構造があり、空間に対応した時間スケールで変化しています。そのような宇宙の構造の進化を最先端のコンピュータで描き出し、また最近の観測データを用いて、宇宙を文字通り「目のあたり」にすることを目指しています。

 4D2Uドームシアターでは、プロジェクトで開発したソフトウェアである、インタラクティブ4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」を用いて、地球から宇宙の大規模構造までの莫大なスケールを自由に移動しながら、天文学の最新の観測データや理論的モデルをリアルタイムに視点を変えて観察したり、天文学者たちが行っている最新のコンピュータシミュレーションを科学的に忠実に映像化した、迫力のある立体ムービーコンテンツを鑑賞することができます。コンテンツをご覧いただく方法には、定例公開、団体向け公開があり、また国立天文台以外での公開もあります。


館のイチオシ

写真天頂筒(PZT)

天文機器資料館に設置された写真天頂筒(PZT)
天文機器資料館に設置された写真天頂筒(PZT)

写真天頂筒出現までは、子午儀による観測で日本の時刻を決定していましたが、より高い精度で時刻を決定できる写真天頂筒が開発され、昭和27年から63年の35年間、日本の時刻を決定していた非常に特殊な望遠鏡です。
この望遠鏡は天頂を通過する恒星を毎日(晴れていれば)観測し、地球の自転の遅れ、ふらつきを観測していました。
天頂(真上)を通過する恒星を観測するため、望遠鏡自体の駆動機構はありませんが、撮影される恒星の像を4点取るため、写真乾板を90度づつ3回回転させる機構と、露出中日周運動に合わせて恒星を追尾する乾板移動機構を持っています。この望遠鏡の特徴の一つは、筒が鉄より熱膨張係数が小さいということから陶器で作られているという非常に珍しい望遠鏡です。
時刻の決定は電波観測に譲られ、この望遠鏡の役目が終わり、現在では天文機器資料館に移され、まだガラス越しに遠くに見ることが出来ます。



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