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■ 福生市郷土資料室
福生市郷土資料室特別展示「福生むかし絵Ⅱ」

市内在住の窪田成司氏が描いた、昭和10年代の福生に関する記憶画約50点を展示します。永田地区を中心とした、古きよき福生の風景や記憶画の世界をお楽しみください。

■記憶画とは
 記憶画とは、昔の町並みや生活風景などを正確な記憶に基づいて描いた絵画であり、これらの情景に関する写真や地図などの資料が残されていない場合には、それを補う歴史資料として注目を集めています。近年では山本作兵衛氏による明治大正期の筑豊の炭鉱の様子を描いた「炭鉱の記録画」が世界記憶遺産に登録されたことからも、その重要性が認められています。

■作者の窪田成司氏について
 窪田成司氏は昭和6年、現在の福生市永田地区に生まれました。家業の左官業のかたわら、若いころの記憶にある福生の風景や街並みなどを平成4年頃から描き始め、86歳となる現在も次々とむかしの風景を描き起こしています。
 窪田氏が描いたこれらの記憶画は、福生のむかしの風景を知る人びとの証言や、わずかに残る当時の写真との照合からも大変正確であることが判明しており、絵画としてのみならず歴史資料としての価値をも有するものとなっています。 

■展示の見どころ
 永田地区や北田園地区を描いた「永田絵図」には、当時の街並みが詳細に描かれています。北田園の水田や、多摩川での鮎漁の様子は現代では見られなくなった風景です。
 「宿橋通り家並絵図」は昭和12~13年頃の宿橋通りの家並みを描いた絵巻です。通りの北側と南側両方がそれぞれ描かれていて、向かい合わせにすると当時の通りの様子がわかります。また「御神輿巡行絵図」は天王祭りを描いたものですが、お祭りの様子や神輿を担ぐ人々の姿、神輿の造作などが、当時の街並みとともに細かく描かれています。

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